二千十六年之重我像
一日の終わり、鏡に向かい自画像を描く。
一日一枚、毎日。
最初は形としての我を捉えようとしていたが、次第に興味は、日々少しずつ違う表情や目の奥に映るものとなり、形としての我が描かれなくなった。
自画像、なのに他人が絵になることもあった。
海のような日や、植物の日、何かわからない色の集合だけの日…
鏡に向かって感じたものを咀嚼せずにそのまま紙に出しつづけた。
あまりにも自分から乖離していったので、一旦集約してみようと思い、三百六十五日分、その絵を重ねてみた。
それは、どの一枚よりも、まさに「我」だった。
そして同時に「宇宙」であった。

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